高層ビル群を建設するために必要なこと

攻略トピックス

 高層ビルは都市の主役とも言える建物であり、これらが立ち並ぶ場所こそが都市の中心部とも言える。ただし、高層ビルが建つ高密度オフィス区高密度住宅区は需要が伸びにくく、なかなか建設するのが難しい。このページでは早く高層ビル群を建設したい市長のために、高層ビルを建ちやすくする方法を紹介する。

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高層ビル?

 高密度住宅が6×6マスで建つときや、高密度オフィス区が6×6マスで建つときは、背がかなり高い建物が建つ。高密度オフィス区は4×6マスで建物が建つときにも背の高い建物が設定されている。低家賃住宅や高密度商業はそこそこ高いビルが建つが、これらは含めないものとする。
 解説する上で誤解がないようにするためであり、実際にこのような定義があるわけではない。

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【簡単】高層ビルを建ちやすくする方法【初心者向け】

 高層ビルは高密度住宅と高密度オフィスの建物なので、「高密度の住宅区画の需要」と「事業所(オフィス)需要」を伸ばす必要がある。これらの需要には、右下の需要バーで確認することができる。高密度住宅の需要は濃い緑色で事業所(オフィス区)の需要は紫色で表現されている。当然バーが伸びている方が需要が高いという扱いになる。
 この項目では比較的簡単に設定・改善できる項目についてのみ解説するが、以下のことを実施するだけでそこそこの効果が得られる。

 住宅と事務所の税率を下げる

 最も効果的な方法。経済のタブ住宅区オフィス区の税率を下げる。下げれば下げるほど住宅・オフィス需要も大きく増加する。当然税収は減少してしまうので、諸刃の剣。下げすぎて経営破綻に陥らないように注意が必要。

 住宅区の税率を下げると下げ幅に応じて市民の幸福度が上昇し税金が妥当+23)、市民が支払う税金が少なくなるので市民の資産が裕福になりやすくなる。資産が裕福になることで建物レベルも上昇しやすくなる。高い幸福度・裕福な資産・高い住宅レベルは移住希望者の増加につながるので全体的な住宅需要の増加が見込める。ただし、税率を下げることで当然都市の収益は減少する。ただし、住宅からの税収は商業産業オフィスの税収益と比べるとそこまで多くない。都市の収益に余裕があれば住宅の税率は少しでも低い方がよい。

 オフィス区の税率を下げると企業の支払う税金が減るので企業の資産が裕福になる。資産が裕福だと企業のレベルアップが早くなり、廃業しにくくなる。ただし、オフィス区からの税収は非常に大きく、産業区の税収と並んで貴重な都市の収入源となっている。都市が大きくなるとサービス施設を維持する費用も膨大になるため、オフィス区からの税収が少ないと都市が経営破綻に陥りやすくなる。そして、そもそもオフィス区の建物は収益性が非常に高く設定されているため、税金が高くてもびくともしない(その分高学歴が必要となっているが)。上画像は税率30%に設定して数年経過しているオフィス区。効率が高ければ最高税率でも高い建物レベルを維持することが可能。それほどオフィス区は重税の耐性が高い。そのため、税率を下げるメリットよりもデメリットの方が大きので、オフィス区の税率は下げないことをおすすめする。

ちなみに、資金無制限の場合は収支を気にする必要が無いので税金一律-10%推奨。

 電気・水道料金を無料にする

 高層ビル群を建てたい場合以外でもほぼ必須級の設定。市民の資産が裕福になりやすい・企業の収益性アップ・幸福度上昇・・・・等、必要経費に対して恩恵がものすごい。これらの恩恵により、基礎的な移住希望者が増えるので高層ビルも建ちやすくなる。設定方法については別ページで解説。

 パッチ「1.1.5F1」で、水道・電気のサービス料金を無料にすることによる効率上昇効果が半減した。以前は電気・水道を無料にすることで商業・産業・オフィス区の建物の効率が合計+40%されたが、現在は合計+20%になっている。それでも、効果は絶大なので推奨設定なことは変わりない。また、水道電気無料化による幸福度上昇効果は変更されていない。

 大学を建てる

 大学・総合大学を建てることで中密度と高密度の住宅区画需要に「学生」が付いて需要が伸びる
詳細は区画需要の増減のページを参照。また高学歴が増えるので高密度オフィス区の従業員が潤沢になり、まさしく一石二鳥。
 注意点として、大学周りは基本低家賃住宅の方が良い。これは学校に通う学生には収入源がないので、高層ビルとなる高密度住宅の家賃を払う経済力も無いため。もし学校周辺にも高層ビルを建てたい場合には、学生の資産が減少しにくくする工夫が必要。具体的には、周辺の公共交通無料化や住宅区の税率を下げる対策が必要。

高層ビル群を建てるために地価を上げる

 高層ビル群となる高密度住宅と高密度オフィス区は、地価が高いほど適性がある。地価が低い(人口が集まりにくい)場所だと建物が建っても、必要となる人口が集まらず廃墟となってしまう可能性が高くなる。ここでは、その地価を上げる方法について解説する。

 公共サービスを充実させて地価を上げる

 公共サービスが充実している地域は裕福な移住希望者が増える。公共サービスとは医療警察学校埋葬通信郵便のサービスのこと。直接的に地価を上げるわけではないが、裕福な市民はよりサービスの充実した住居を選択するため、

 サービスを充実させる→裕福な市民が移住を希望する→建物のレベルアップが上がる→地価が上がる

という段階を経て地価が上昇する。ただし、地価は緩やかに上昇するので時間がかかる。すぐに効果が表れないので注意が必要。
 余談だが、消防施設は地価や移住希望者の増加に貢献しない。

 公共交通を充実させて地価を上げる

 バス路面電車鉄道地下鉄飛行機「駅」は周辺の地価を上げる特性を持っている。最も地価を向上させるのは空港だが、建物自体が大きすぎてせっかく上がった地下を有効活用しにくい。地価を上げるために建てる公共交通は地下鉄がおすすめ。地下鉄の地下駅は建物が小さく、周辺の地価をそこそこ上昇させる。地価が上がった土地は人口密集区域になりやすく、人口密集区域の公共交通としても地下鉄は優れている。そのため地価を上げる前から上げたあとまで有効活用し続けることができる。
 注意点として、地価を上げるのは駅であり、経路や線路は地価の上昇に貢献しない。

 レベルが低いままの建物がある区画は設定を見直す

 建ったばかりの建物はレベルが1になっているが、住んでいる住人や企業が裕福であれば建物のレベルが少しづつ上昇する。レベルが高い(4~5)建物は周囲の地価を上げる効果があり、レベルの低い(1~2)建物は周辺の地価を下げる効果がある。そのため、建物はなるべくレベルの高い状態を維持した方がよい。
 特に注意しなくてはいけないこととして、レベルが低いままの建物には問題があるということ。このゲームでは右下の需要バーが伸びてさえいれば、人が住んていない山奥にでも高密度住宅・高密度オフィス区の建物が建ってしまう。山奥であれば住民や従業員の数が足りず、最終的には廃墟となってくれる。問題なのは、廃墟まではいかないが低レベルのまま存続してしまう高密度住宅・高密度オフィス区の建物もあるということ。特に税率をマイナス(補助金を出している)にしている場合には、補助金だけで存続できてしまうことがあり発生しやすい。低レベルを維持しているということは立地に問題があり、周辺の地価を下げるだけでなく高密度住宅・高密度オフィス区の需要も吸ってしまう。結果的に高層ビル群が建ちにくい状態が出来上がってしまうため、建物レベルが低いままの区画がある場合には区画の立地を見直す必要がある。これば高密度住宅・高密度オフィス区だけに限らず全ての種類の区画に言えることでもある。

高密度住宅・オフィス区の需要が伸びても安心しない

 高密度住宅需要の濃い緑のバーが最大になったとしても(上画像)、6×6マスの高密度住宅を一つ建てただけで需要が一気に無くなってしまう場合がある。これは需要バーが都市の人口ベースで考えられているため。人口が少ない場合は、少数が高密度住宅を希望しているだけで需要が上がってしまう。建設するとすぐに需要が無くなってしまう場合には、一度高密度住宅の建設をあきらめて人口を増加させることを優先しよう。

 最低限の人口を確保する

 高密度住宅の建物を維持するには、最低限の人口を確保する必要がある。6×6セルの高密度住宅が最高レベルになると400世帯1400人ほどの収容能力がある(低レベル次はもっと少ない)。そのため、例えば都市の人口が1000人にも満たない時に建てようとしても、建物のほとんどの部屋が空室になってしまう。空室が多いと建物を管理することができなくなってしまい、最終的には廃墟となって倒壊してしまう。
 高層ビルが建ってもすぐに廃墟になってしまう場合があるが、その時は大抵最低限の人口に到達していない場合がほとんど。高層ビルの建設を一度あきらめて、低密度・中密度の住宅で人口を増やしてから再挑戦した方が良い。

 いきなり高密度住宅を建設しない

 田舎に高層ビルをいきなりドンと建てるのは推奨されない。高密度住宅は住居可能人数が非常に多く、その分家賃が高く設定されている。家賃は住人で分割する仕様となっているので、入居率が悪いと家賃の支払いができなくなってしまい廃墟化してしまう。いきなり高密度住宅の区画の設定をしても移住できる人数は限られているため長続きしない。そのため、低密度→中密度→低家賃住宅→高密度 と順番に塗り替えていくのがよい

 高学歴の市民を確保する

 高密度オフィス区の建物の場合は、最低限の学歴を確保する必要がある。6×6セルの高密度オフィス区の建物は最高レベルになると、160人の高学歴と480人の非常に高学歴の従業員が必要となる(低レベル次はもっと少ない)。従業員が確保できなければ収益が上がらず廃業してしまうため、大学と総合大学の充実が必要。学歴に関しては市民のページでまとめてあるので、そちらを参照してほしい。

ビル群が建つようになってきたら

 おめでとうございます。高層ビル群の間をカメラで通り抜けたり、新たなビル群を建てたり無限の楽しみ方が広がっています。

 建築ガチャを回す

 ようやく高密度の建物が維持できるようになったら、気に入る建物が出てくるまで破壊を繰り返す。特に6×6マスに建つ高密度住宅・高密度オフィスビルはとても見た目が良い。一度に広範囲を塗ってしまうと、3×2マスや3×6マスの小さい建物が出てきてしまう。それでもよいのであれば問題ないが、1マスも無駄にしたくない場合には、6×6マスづつ塗ると良い。同じ面積でも6×6マスの建物が多い方が人口も多く(人口密度が高く)、最終的にも都市全体の人口が多くなりやすい。ただし6×6マスで塗っていたとしても、4×6と2×3マスで2つの建物が建つこともある。この時は一度建物を破壊して6×6マスの建物が建つまで厳選しよう。高密度オフィス区のビルは3×6や4×6マスの建物にも見栄えが良く、背の高い建物がある。6×6にこだわる必要はないかもしれない。
 住宅やオフィスを何回も破壊することは、少なくとも都市に悪影響があるが、そこまで大きい問題とはならない。むしろ、後から気になってレベルが上がった建物を破壊したときの方が大きな影響がある。注意点として、レベルアップにより外見が変化するので、最終的な外見は初期段階でわからないという問題点もある。

 渋滞に注意する

 高密度住宅の最高レベルでは6×6マスに1000人近くの住人を収容することができる。そのため都市設計を誤ると渋滞地獄に陥る。せっかく良い街並みができても、道路が渋滞していては景観を損ねてしまうので注意しよう。また、深刻な渋滞は都市の経済を鈍化させ収益性が落ちる渋滞によるデメリットは別ページでまとめてあるので、そちらを参照してほしい。渋滞が解消できないと住人の給料が下がり、結果的に高層ビルが放棄されてしまうので必ず渋滞対策を使しよう。

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