おすすめ駐車場と利用率が高くなる設置場所

電気通信・インフラ

 駐車場は都市内での行動をスムーズにするための非常に重要な要素となっている。駐車場があれば都市外部からの観光客をより多く招き入れることができるようになり、市民の通勤・ショッピングなどをより快適に行うようにすることができるようになる。

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駐車場の仕様

 そもそも駐車場の設置するべき場所やその効果については、ゲーム内で解説されていることが少ない。設置することでどのような効果があるのかや、設置しなかった場合について解説する。

 駐車場の設置するべき場所

 駐車場を設置するべき場所、というよりは駐車場の利用率が高まりやすく効果的な配置場所は

住宅地周辺
商業区周辺
観光地周辺
駅周辺


の5点となっている。

 住宅地周辺

 住宅区周辺に設置すると、周辺の住民が車を所持している場合に積極的に駐車するようになる。駐車場が無い場合には路上駐車をするようになるが、住宅から遠い場所に駐車することになってしまうので利便性が悪くなってしまう。

 商業区・観光地周辺

 商業区観光地周辺に駐車場を設置すると、買い物客や観光客に利用されるようになる。駐車場が無いと商業の利用客や観光客が減ってしまい、顧客不足や観光客の減少につながってしまう。ただし、低密度商業区には駐車場がもともと備わっている場合があるので影響は少ない。高密度商業区には駐車場が無いことが多いので、高密度商業区の近くに建てよう。

 駅周辺

 公共交通の駅周辺に設置すると、積極的に公共交通を使用してくれるようになる。駅までは車で行くことにはなるが、そこから公共交通を利用する乗り継ぎをしてくれるので、渋滞対策にもなる。特に、駅の駐車場が満車になっている場合は、駐車場を設置することで駅の利用率増加が見込める。

 駐車場を建てないとどうなるか

 駐車場を建てないと、市民の移動が不便になって福祉度が下がる。目的地周辺に駐車場が存在している場合や低密度商業区産業区のように敷地内に駐車場がある場合は車で移動ができる。しかし、オフィス区や高密度商業区のように敷地内に駐車場が無いときは車での移動が選択できない状態となる。この場合は公共交通で目的地まで移動するか、公共交通が整備されていない場合は長距離を徒歩で移動することになる。長距離の徒歩は移動時間がかかるので、最終的には余暇時間が減少し福祉度が下がってしまうというデメリットが存在している。
 ただし、この余暇時間の減少によるデメリットはそこまで大きくない。詳細については余暇時間のページで解説しているが、余暇時間が減少しても重要な要素である幸福度や福祉度に影響が非常に少ない。

また、実際に余暇時間が減少するにはある程度条件がある。道路脇や建物自体に付属している駐車場があるので、駐車場がなくても少し離れたところの店や道路脇の駐車場を使用する場合が多い。余暇時間が減少するのは人口密度がかなり高く、それらの駐車場を使い切ってしまっている場合や意図的に街路樹を全ての道路に設置して道路脇の駐車場をすべて潰した時

 それどころか駐車場を建てないと渋滞が解消されやすくなり、公共交通の利用率が上がるというメリットさえある。これは、駐車場が無いことによって車を持っている世帯数が減少し、車移動を選択できない市民が増えるため。歩道の利用率が上がるが、歩道には渋滞の概念がないためデメリットも無い。公共交通の利用率の利用率が上がれば、チケット代金による収入も見込める。
 駐車場を建てないことによる交通量の制御については別ページでまとめているので、そちらも参照してほしい。

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駐車場一覧

建設費[€]維持費[€]サイズ台数1台のスペース
あたりの維持費
1セルのあたり
の駐車台数
快適性
バイク駐車場3,7007404(2×2)1261360
駐車場(極小)3,7007406(2×3)10742.550
駐車場(そこそこ)9,0001,80015(3×5)23781.5350
屋根付きの駐車場9,0001,80012(2×6)82250.6660
駐車場(小)11,0005,20025(5×5)411271.6450
駐車場(長)11,0002,20024(8×3)40551.6650
駐車場(中)15,0003,00035(5×7)60501.7150
駐車場(幅広)17,0003,40048(16×3)80421.6650
駐車場(大)35,00010,00080(8×10)1351251.6850
駐車場(特大)80,00022,300180(10×18)321691.7850
立体駐車場150,00048,900168(14×12)1603050.9560
地下駐車場200,00058,90060(10×6)2002953.365
自動駐車場ビル630,00086,600117(9×13)4162083.5575

 基本的には駐車台数と比例して、建築費・維持費・スペースが大きくなっていく。立体的に駐車できる施設は維持費が高額になりやすいが、その分省スペースで大量の車を駐車可能となる。
 一部駐車場には従業員が必要となり、維持費の他に賃金が発生する。おそらく警備員室?がある駐車場が対象。以降では賃金を含めた合計の維持費を計算しランキングにしている。

 【1位】 地下駐車場

サイズ           60セル(10×6)
駐車可能台数        200台      【3位
1台スペース分の維持費   295 €      【ワースト1位
1セルあたりの駐車台数   3.3 台
       【2位】  
必要な開発ポイント     4

 都市の収益性が安定しているのならばこれ一択。開発ポイントが必要となり維持費はかなり高額かつ割高となっているが、駐車密度が高く狭いスペースでも駐車台数を大量に確保できるようになっている。都市部などなるべく狭いスペースで駐車台数を確保したいときに役立つ。


 建物の高さが低いため、8.75m以上の高度があれば上に道路や線路を設置可能なのも良いところ。これは平面駐車場と同じ高度制限となっている。高架下のスペースが有効活用できるので便利。

 【2位】 駐車場(中)

サイズ           35セル(5×7)
駐車可能台数        60台
1台スペース分の維持費   50€      【2位
1セルあたりの駐車台数   1.71台     【6位】

 幅広の駐車場に次いで第2位の維持費の安さを誇る駐車場。形状も一般的なのでかなり使いやすく、とにかく維持費を抑えたいときにはこれ一択。 

 駐車場の周囲に柵が無いため、並列に設置することで駐車場同士をつなげることができる唯一の駐車場。繋げたからと言って特に恩恵があるわけではなく、むしろ駐車場内を道路として通行する車が出現してしまうようになる。

 【3位】 バイク駐車場

サイズ           4セル(2×2
駐車可能台数        12台      【ワースト3位
1台スペース分の維持費   61€       【4位】
1セルあたりの駐車台数   3台       【3位】 

 バイク専用の駐車場。パッチ「1.1.6f1」で追加された。なぜか小型の自動車も駐車することができるようになっている。停められる種類に制限はあるがスペースあたりの駐車可能台数・維持費がかなり優秀。サイズが4セル分しかないので、都心のわずかに空いたスペースに無理やり詰め込めるのも利点。

 【4位】 駐車場(特大)

サイズ           180セル(10×18)
駐車可能台数        321台      【2位
1台スペース分の維持費   69€       【5位】
1セルあたりの駐車台数   1.78台
      【5位】

 駐車台数がかなり多く、維持費・建設費もそこそこ。一度に大量に駐車台数を確保したいときに役立つ。

 【5位】 駐車場(幅広)

サイズ           48セル(16×3)
駐車可能台数        80台
1台スペース分の維持費   42€     【1位
1セルあたりの駐車台数   1.66台

 パッチ「1.1.6f1」で追加された横長の駐車場。他の駐車場と違い反対側にも出入り口がある。反対側にも道路を繋げることで2か所からの出入りが可能。1台あたりの維持費が最も安いが、形状が独特すぎて使いにくい。駐車密度はそこまで高くない。

 駐車場(極小)

サイズ           6セル(2×3)
駐車可能台数        10台    【ワースト2位
1台スペース分の維持費   74€
1セルあたりの駐車台数   2.5台    【4位】

 パッチ「1.1.6f1」で追加された非常に小さい駐車場。1セル当たりの駐車台数・維持費がそこそこ優秀大きさが6セル(2×3)しかないので、都会のわずかに空いたスペースや高架下などを有効に活用することができる。

 駐車場(長)

サイズ           24セル(8×3)
駐車可能台数        40台
1台スペース分の維持費   55€     【3位
1セルあたりの駐車台数   1.66台

 パッチ「1.1.6f1」で追加された縦長の駐車場。他の駐車場と違い反対側にも出入り口がある。反対側にも道路を繋げることで2か所からの出入りが可能。駐車場(中)と性能がかなり似ており、維持費を安くしたい場合にはお世話になる。ランキング的には駐車場(中)の方が上だが、そこまで性能差があるわけではない。どちらかというと、駐車場を設置したい場所の形状に合わせて選択する方がよい。

 自動駐車場ビル

サイズ           117セル(9×13)
駐車可能台数        416台      【1位
1台スペース分の維持費   208€
1セルあたりの駐車台数   3.55台      【1位

必要な開発ポイント     8

 もっとも駐車密度と快適性が高く、その分維持費・建設費も高額。その雄大な見た目は巨大ビル群によく似合う。ただし性能的には地下駐車場と差が少なく、開発ポイントが8必要となるうえに1つしか建てられない。都市の経営に余裕が出てきたら建てよう。

 立体駐車場

サイズ           168セル(14×12)
駐車可能台数        160台      【4位】
1台スペース分の維持費   305€       【ワースト1位
1セルあたりの駐車台数   0.95台      【ワースト2位

 外見が非常に良い立体駐車場。駐車をする様子などが透明な屋根を通してみることができ、内部の通路など作り込みが最もよいと言える。ただし建設費・維持費が高く、外見に騙されがちだが駐車密度も低い

 洗車場(★☆☆☆☆)

 快適性を1.16倍(60→70)にするアップグレード。従業員の賃金を含めた維持費の上昇量は17,600[€]。維持費の割に効果が少なく建物の外見も変わらない。立体駐車場の利用率が低い場合はアップグレードすることで利用率を上げることが可能だが、優先度はかなり低め。駐車数の上限まで利用されている場合は、アップグレードによる恩恵がほとんどない

 駐車場(大)

サイズ           80セル(8×10)
駐車可能台数        135台     【5位】
1台スペース分の維持費   125€     
1セルあたりの駐車台数   1.68台

 駐車可能台数が多い駐車場。駐車場(特大)や駐車場(中)の方が性能的に高く、優先度は低い。

 駐車場(小)

サイズ           25セル(5×5)
駐車可能台数        41台
1台スペース分の維持費   126.8€
1セルあたりの駐車台数   1.64台

 可もなく不可もない駐車場。維持費が割高なので優先度は低め。

 駐車場(そこそこ)

サイズ           15セル(3×5)
駐車可能台数        23台
1台スペース分の維持費   78€
1セルあたりの駐車台数   1.53台    【ワースト3位

 パッチ「1.1.6f1」で追加されたそこそこの大きさを持つ駐車場。15セル(3×5)の大きさがあり、それなりのスペースが必要。垣根などの装飾があるので、駐車密度が低い維持費も割高なので優先度は低い。

 屋根付き駐車場

サイズ           12セル(2×6)
駐車可能台数        8台     【ワースト1位
1台スペース分の維持費   225€    【ワースト3位
1セルあたりの駐車台数   0.66台    【ワースト1位

  パッチ「1.1.6f1」で追加された屋根付きの駐車場。装飾部分が非常に多く、スペースを贅沢に使っているので駐車台数が最も少ない。維持費もかなり割高感があるが、そもそもの維持費自体が安いので見た目で選んでも良い。

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