パッチ『1.2.5f1』 リリース

パッチノート

 公式より2025/03/18にパッチ「1.2.5f1」がリリースされた。
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有料DLCリリース開始

 新しいDLCがリリースされました。アセット系が3種類(1070円)とラジオが3種類(690円)リリースされています。バンドル(まとめ買い)も販売されており、バンドル価格は3381円の36%オフになっています。各DLCについては別ページで解説しているので、そちらを参照してください。

Creator Pack: Mediterranean Heritage 解説ページリンク(編集中)
Creator Pack: Leisure Venues     解説ページリンク
Creator Pack: Dragon Gate      解説ページリンク

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新機能「イージーモード」「ノーマルモード」追加

 ニューゲームを選択すると、最初の画面でイージーモードでプレイするかノーマルモードでプレイするかを選択できるようになった。これはゲームの難易度を決める項目であり、今までの設定がノーマルモードで、新たにイージーモードが追加されたということ。イージーモードをノーマルモードと比べると

・開始時の資金 ×2
・マイルストーン到達時の報酬資金 ×6
・融資の限度額 ×2
・マップタイル維持費 免除
・建てたばかりの建物を取り消した場合の返金額増額
・建物移設時の費用免除
・政府補助金有効
・開発ポイント増額
・汚染量低下
・サービス施設の維持費半額


と、かなり優しめの設定となっている。とくに初心者の序盤ではいろいろと試行錯誤をするべきなので、その試行錯誤をかなりしやすくなっていることが重要。政府補助金も復活しており、赤字経営が続いてもある程度は耐えることができる。ただし、継続的な支払いが免除されているのはマップタイルの維持費とサービス施設の維持費のみ。さらに、サービス施設の支出のほとんどは維持費よりも従業員の賃金なので、サービス施設にかかる全体の維持費はそれほど免除されていない。マップタイルの維持費も、都市の支出の全体からするとそこまで多くない。そのため序盤はかなり資金が潤沢になるが、調子にのって公共施設を建てすぎると維持費に苦しむことになりやすい。序盤でも都市の収支が過剰なマイナスになっていないかを注意する必要がある。

ホームレス関連の修正と変更

 何回目かの修正になるが、今回もホームレスのバグが修正された。今回はかなり適切な修正が行われたようで、以前であれば高密度住宅を破壊したときに上画像のような市民の集まりが形成され、解消するのにかなりの時間がかかっていた。アップデート後からは10秒もすると集まりは解消され、すべての市民が動き出すようになっている。

 ホームレスの人口をカウントするグラフも追加された。

 公園を住居とするホームレスの詳細を見ることができるようになった。

 観覧車・ノートルダム・展望塔などの観光名所やランドマークにはホームレスが住み着かなくなった。

10種類の公園追加

 Cities:Skylinesの発売10周年を記念して追加された公園。一部の公園では「Chirper」という青い鳥がシンボルとなっている。

 チャープレットパーク

 2×2マスの小さな公園。

 CHIRPERパーク

 4×4マスのすこし小さい公園。

 CHIRPERアドベンチャーパーク

 6×8マスの中くらいの公園。

 CHIRPERファンタイム・コンプレックス

 8×10マスのそこそこ大きい公園。特徴として各方面に歩道が飛び出しており、そこからスムーズに歩道を接続することが可能となっている。過去にリリースされた公園にはこのような歩道はなく、新しい試みとなっている。

 アクティビティ遊び場

 3×2マスの小さな公園。

 丘の遊び場

 4×4マスの少し小さい公園。

 プレイラウンド

 3×3マスの小さな公園。

 バスケットボールセンター

 8×6マスの公園。サイズや性能で比較すると、市民プールとほぼ同じ。

 ドッグアクティビティパーク

 10×6マスの少し大きめの公園。

 パークカフェ

 6×6マスの公園。カフェとなっているが、企業が入るわけではない。

CHIRPERファンタイム・コンプレックスと同じように、歩道を接続できる場所が公園の反対側に1箇所ある

ゴミ処理関係の修正・変更

 埋め立て施設の貯蔵容量が増加(20t →100t)した。ただし、埋め立て施設の貯蔵容量は埋立地の範囲でほぼ決定されるため、誤差のレベルでしか変わっていない。重要な処理能力も変わっておらず、ほぼ据え置き。圧倒的な不遇の立ち位置は変わらず。

ゴミ処理施設 解説ページリンク

 埋め立て施設の新しい機能として、搬出プロセスが追加された。もともと埋め立て地が一杯になってくると自動で搬出を行っていたが、これを能動的に機能させることができるようになった。ゴミの一時保管場所や中継地点として有用なのかは検証中。 

 搬出プロセスの追加に伴って、ゴミ処理施設間のゴミの輸送をするダンプカーの台数も1台から3台に変更された。

 タクシーの乗車にかかる時間の短縮

 動画をみてもらった方が速いが、アプデ前よりもかなりスムーズに乗り降りできるようになっている。タクシー乗車待ちによる渋滞はほぼ発生しなくなったと言ってよい。

 バスが路線通りの経路を通るように

 上動画のようにバス停周辺に交差点やUターンできる場所があると、バスは路線通りの経路を通らないことが頻発していた。実際にアップデート前は上動画の黒色のバスが経路を無視して走行していたが、アップデート後は必ず路線通りに通行するようになった。

ほとんどのマップの雨と曇りの割合を20%減少

 特に標高の高いマップや平均気温が低いマップを選択すると、雨や雪や雲に覆われる日が多くなっていた。雪や雨は一時的な都市の様相の変化としては楽しめるものの、現実に即して長い期間続くことが多く視認性の悪化やプレイへの悪影響があったため、雨・雪・曇りの天気の割合が20%低下した。

対象外のマップは
コーラルリッチ  サンシャインペニンシュラ のみ

警察車両の挙動修正

 警察車両(パトカー)は、犯罪発生から一定時間内に現場に到着することができれば犯罪者を逮捕することができます。ただし早急に犯罪現場に到着することができても、実際の挙動としては犯罪者を収容することなく警察署に帰宅してしまう(このあたりの挙動の詳細は警察のページで解説しています)。これによって、犯罪者は逮捕されることなく都市外部に退去してしまうため、逮捕率が上がらず刑務所はほとんどつかわれない状態が続いていた。ゲームの根幹にかかわるバグではないため長い間放置されていたが、ようやく修正された。

警察 解説ページリンク

 実際に犯罪後の犯人の様子を観察してみた。犯罪実行中にパトカーが到着すると(1枚目)、市民のステータスが高地所に護送中になり(2枚目)、パトカーに犯罪者が乗り込むようになった(3枚目)。
 アプデ前までは2枚目のところまではいくものの、犯罪者を置き去りにしてパトカーが帰還してしまうため逮捕されていなかった。

コメント

  1. ゴン より:

    施設も増えたり不具合もだいぶ解消されたりで完成度が高まってきたので、1.2.5で久々にバニラプレイ中です。
    コードMODはもちろん公式MODであるリージョンパックもなしでプレイをしていますが、けっこう普通に遊べるようになっていますね。
    便利MODや様々なアセットに慣れてしまうとバニラは少し味気ない気もしますが、むしろこれがこれで楽しいですね。

  2. 匿名 より:

    「ごみ回収を一時的に停止させてごみの搬出する」ってのは今回のアプデより以前からありましたね。

  3. 匿名 より:

    あと貯蔵容量に関してももっと前のアプデではないかと。
    私はたまたま割と以前から「埋め立て範囲を小さい範囲で指定して、こまめに一時停止して搬出」という使い方してたので覚えてただけですが。

  4. nebula より:

    結局ホームレスが公園に住み着くのは変わらず、住み着けなかったホームレスは通勤客として都市外へ出ていくからホームレスにカウントされなくなっただけっぽい?

    住宅が建ってもホームレスが優先して引っ越してくれるとか無いので一度公園に住み着かれるとずっと居座る問題は結局解決していない……。

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