開発アンロック(初心者おすすめ順)

初心者向け情報

最終的にはすべて解放できるようになるため、どれから開発しても問題ない。★は重要度。
基本的には、効果が大きいものと都市設計が自由になるものを優先して紹介している。解説については客観的な内容になるように配慮しています。総評についてはかなり主観を混ぜるようにしています

スポンサーリンク

浄水場(★★★★)

解説

 上下水道システム関連。コストがかなり高いが下水を海や川に流さなくて済む。今作は下水処理場(下水垂れ流しの方)から流された下水が海に留まる期間が長い・・というか海岸に打ち上げられると普通に5年くらい居座る。下水処理場からは大気汚染も発生するので、川の流れの向きと風向きを気にしなくてはいけない。汚水と大気汚染が問題にならない場所はかなり限られてくるので、都市設計の自由度かかなり狭くなってしまう。一方浄水場は土壌汚染や大気汚染が非常に少なく、下水処理施設でありながら設置場所の自由度が非常に高い(水辺である必要すらない)。最も良いのは産業区の中に設置すること。環境汚染のデメリットがほとんどなくなり、問題点は維持費の高さだけになる。

総評

 かなりのメリットがあり、これを最初から2コストで解放できるのは非常に魅力的。というか初期から建設できる下水処理場がかなり使い勝手が悪いのが良くない。下水処理場はマジで罠なので注意してほしい意味でも最高評価。

恐ろしいことに浄化された水は上水として戻される。

ガス発電所(★★★)

解説

 大型の発電施設。最大の特徴は大気汚染の少なさと開発コストの少なさ。廃棄フィルターのみをアップグレードした場合大気汚染の量が非常に少なく大気汚染の広がる範囲は脅威の1タイル分。これは火葬場よりも少し広く浄水場よりも狭い程度。地熱発電所という、いかにも地球に優しそうな発電所よりも大気汚染を出さない。大気汚染が少ないので風下にも住宅地等を設置できるため、都市設計の自由度が高い。
 また、序盤においては開発費が少ないというのは、開発ポイントを他にまわせるという大きなメリットになる。

総評

 注意点として、追加タービンを増やすと大気汚染の広がる範囲が増えてしまう。風下に住宅地を建てている場合は、大気汚染の範囲が拡大してしまうので注意が必要。

スポンサーリンク

リサイクルセンター(★★★)

 ゴミ処理場かリサイクルセンターどちらかでよい。

解説

 リサイクルセンターはゴミを全てお金に換える施設(貰えるお金は少ないが都市の収益となる)。分別されてさらに少量のゴミが出るわけではないので安心してほしい。ゴミを処理できる施設の中でも大気汚染がかなり少ないのが一番の魅力。風下であろうと、ある程度距離が離れれば住宅地を建てても問題ないほど大気汚染が少ない。そのため、開発計画が定まっていない場合にとりあえず建てるならこちらの方が使い勝手が良い。処理スピードが遅く許容量も少ないが、数でカバーできるのでそこまでデメリットがあるわけでもない。

総評

 筆者はリサイクルセンター派。性能よりも都市設計の自由度が優先される場合はこちら。都市に複数施設必要となるが、そもそもゴミ処理施設は複数個所から車が出るようにした方が効率よくゴミの回収をしてくれる。

ゴミ焼却施設(★★★)

解説

 ゴミ焼却場はゴミを電力に変える施設。維持費が安く大量にゴミを処理でき発電までできる施設。しかしその代償は大きく、異常に広い大気汚染範囲を誇る。マップの4分の1ほど大気汚染が広がるので風下にはまともな都市建設ができない。大気汚染に影響を受けない施設でごまかすこともできるが、都市計画に大きな影響を及ぼすことに違いはない。

総評

 都市の端に建設して都市の外部に大気汚染を垂れ流すならこちらの方が良い。また、リサイクルセンターはお金を貰えるがアプデで黒字化しやすくなったので過剰な黒字になりやすい。一方ゴミ焼却場は不足しがちな電力を生み出してくれる。送電線には通せる電力の限界があるので、各地に発電所があった方がなにかと便利。そのため、発電できる点についてはリサイクルセンターよりも優れている。

広い道路(★★★)

解説

 6・7・8車線道路と大きな橋が解放される。車線が多ければそれだけで渋滞対策になるので、不慣れな市長にはおすすめ。最初は細い道路にしてあとから太い道路にアップグレードすることもできるが、その場合は道沿いの建物を破壊する必要があり、区画が狭くなってしまうデメリットもある。最初から大きい道路を引いておくことで、都市計画が簡単になりアップグレードの手間も減るため便利。
 また、今作でも道路はアップグレードによってバス専用レーンや路面電車を追加することができる。ただし、一般車の車線が減少してしまうというデメリットがあるが、もともと大きい道路であれば多少車線が減少しても影響が少ない。
 大きな橋については、航路の上に道路を通すときに必要になる。序盤には必要がないので、ここでは割愛。

総評

 思い描く都市像があれば早めの解放をした方が良い。区画をみっちり引きたい場合などは特に。
逆にその場しのぎで開発を続けたい場合には、最初から広い道路を引くのはおすすめしない。無理な都市開発などで変な三角地や湾曲した道路ができるのはその都市の開発ストーリが読めて非常に面白い。このあたりもCitiesSkylinesシリーズの醍醐味であるので、自分の好みに合わせて解放しよう。

高速道路(★★★)

解説

 高速道路は都市間を移動するのに使用される通行速度が速い道路。航路を飛び越えられる大橋も一緒に開放される。都市の血管とも言える交通を担う設備。高速道路のインターチェンジやジャンクションの設置できる場所やスペースの感覚がつかめてくると都市設計もしやすくなる。早めに慣れておくと良い。

総評

 人によってはこれだけで1日過ごせるほどの奥深いツール。いかに自然に・現実的に・滑らかに・無理のない角度で・渋滞対策を意識しながら・美しく都市に馴染ませることができるかが、このゲームのミソといっても過言ではない。インターセクションのテンプレートを使用せず、スムーズにジャンクションを作れるようになって一人前。

火葬場(★★★)

解説

 死亡した市民を火葬するための施設。火葬なので処理できる死体の人数に上限が無く、大気汚染を発生させるのが特徴。最初から建設できる墓地は土葬となるので、埋葬できる人数に上限がある。しかも設置には広大な土地が必要となり、10万人都市であれば2年で満杯になってしまう。
 墓地と比べて大気汚染を発生させるというデメリットがあるが、非常に少ない大気汚染しか発生しない。住宅区画のど真ん中に建設しても幸福度にマイナスが付かないほどで、ちょっと離れた土地に建設できればデメリットが無くなる。処理速度も速く5万人に対して1つで足りるが、火葬スピードに上限があるので火事などで大量に死人が出ると処理が間に合わないことがある。
 霊柩車待ちのアイコンについては、どれだけ充実させても出るので気にしなくてよい。霊柩車待ちのアイコンについては、別ページで解説している。

総評

 都市外部から霊柩車が来てくれるので、序盤ではそもそも火葬場や墓地が必要ないという点から評価が低め。ただし、1コストで解放できるという点と中盤以降はほぼ必須になるので、初期から解放していても無駄になることが無いのでこの評価。余ったポイントがあれば解放しても良い。

工科大学(★★★)

解説

 詳細は学校のページでも解説しているが、工科大学・総合大学・医科大学は同じ非常に高学歴を輩出する学校。工科大学は都市に一つだけしか建てられない大学で、しかも大学と総合大学のアンロックが必要なので開発ポイントを合計5も消費してしまう。非常に高学歴を増やしたいのであれば総合大学で十分なのだが、その真価はオフィス区と工業区の効率を10%も底上げするという特殊効果。これがあるだけで産業区オフィス区の収益性が上がり、なおかつ高学歴も生み出せるというすぐれもの。

総評

 開発ポイントは重いが、それに見合った効果を持つ。さらに開発ツリーの先にある「地質研究所」が少し優秀な施設であるというのも評価されている点。ちなみに、筆者は総合大学を建てる前にまず工科大学を建てるほどこの施設への評価が高い

地質研究所(★★)

解説

埋蔵している鉱石と石油の量が増える施設。範囲が拡大するわけではない。増える量は効率とサービスの予算によって決まるが、おおよそ3.5倍ほどになる。だいたい7・8年で枯渇する資源が30年くらい持つようになるのでかなり効果が大きい。
 ただし、どのみち枯渇することに変わりは無いのと開発コストが高いのでそこまで評価は高くない。

総評

かなり開発ポイントが余っていた場合の優先度は高い。

病院・消防本部・警察本部(★★)

病院消防本部警察本部はどれも同じような感じになるのでまとめて紹介する。優先度も同じくらい。

解説

 これらの施設は、診療所・消防署・警察署の拡大版。それぞれ許容範囲と車の台数とヘリが追加される。特に都市が1万人を超えてくるあたりから必要となる診療所等の数がかなり増加するので、この施設を一つドンと置いて解決できるのは非常に便利。許容人数が5倍増えるのに対して維持費は10倍になるので割高ではある。

総評

診療所・消防署・警察署でも機能は十分なので急ぐ必要はない。医療などのカバーエリアを簡単に広げたい時に開放するとよい。

高度ロードサービス

解説

 主に信号や横断歩道を消したり交通制限(右折禁止など)をするときに使用するツールが解放される。最初のうちは何に使うかわからないものばかりなので、初心者のうちは優先度低め。ただ、横断者によって渋滞ができている個所などでは横断歩道を消したりすることで解消させることができるし、景観の悪い路上駐車を街路樹で消したりすることもできるので、一部ツールは初心者でも使うことになるのでこの順位。

総評

初心者はほとんど使わないが玄人になるほど使用頻度が増えるので、慣れておいて損はないツール。いろいろ試してみるには面白い。

インターセクション

解説

 ジャンクションとインターチェンジのテンプレートを使えるようになる。特に序盤はインターチェンジの作り方が難しいのでお世話になることが多い。一部ジャンクションは渋滞に弱い(すぐ渋滞する)構造になっているので注意が必要。

総評

高速道路とジャンクションは一緒に開放するのが良い。テンプレートはかなり綺麗な作りになっていて、これだけでも綺麗な都市が作れる。ただし、高低差がある土地や水上では建てられずそれなりのスペースも必要となる。そのため、もう少し省スペースなジャンクションが欲しい、トンネルや高低差のあるジャンクションにしたい、と思った瞬間にはすでにこのゲームの沼にはまっている。

環状交差点(★)

解説

 環状交差点(小・中・大・特大)がアンロックされる。環状交差点は一時停止する必要がないため車の流れが良くなる。ただし、一定以上の車が流入すると、まったく身動きのとれない状態(デッドロック)が発生し、普通の交差点の方がよい場合もある。大きい環状交差点の方が環状内のスピードが速いのでさばける交通量が多くなる。スペースに余裕があるなら特大が良い。

総評

 渋滞解決能力は意外と高い。すべての交差点を特大の環状交差点にするだけで解決する渋滞もあるほど。しかも非常に簡単に設置できるためかなりお手軽。しかし見た目が特徴的すぎるため、都市の景観に馴染ませることが難しい。日本風の都市には全く合わないし、これが連続して設置されていると見た目が悪い。歩道橋は上手に建設しないと道路を無理やり横断する市民が多くなるので、歩道橋の難易度も高い。一定以上の交通量でデッドロックが発生する点もマイナスなのでこの評価。

 

鉄道(★)

解説

 都市内部と都市外部を行き来する旅客・貨物を運ぶ鉄道が建設できるようになる。旅客は市民と観光客と移住者であり、旅客が増える1万人都市くらいになるまでには設置することがおすすめ。外部接続されている公共交通が無い場合は、すべての旅客が自家用車を使うので大渋滞が発生する。
 貨物は産業商業密集区域の近くにできるだけ早めに建てるようにすることがおすすめ。貨物駅は商業・産業の大型倉庫としての機能を持つため、近くにあるだけで商業・産業の収益性が上がる。また貨物駅が無い場合は、すべての商業・産業施設が資材を都市外部までトラックで輸送するため、こちらも大渋滞が発生しやすくなる。

総評

 優先度はそれほど高くないが、都市設計としては超重要。少し多いくらいに貨物駅を設置するのがおすすめ。設置時はなるべく高架を使うと映える。地下を通してしまうと電車の姿が見れないので面白くない。ただし鉄道用の大橋が実装されていないので、航路を跨ぐときは地下を通すしかない。

がっかりランキング(番外編)

 自動駐車場ビル

 建設可能数が1つ。見た目と性能が良いだけ一つしか建設できないのが悲しい。

 地熱発電所

 クリーンエネルギーかと思いきや、かなりの量の大気汚染をまき散らす施設。説明文では小規模な大気汚染と書かれているが、フィルターをつけたガス発電所の方が大気汚染の量は少ない。地下水源が必要な点もマイナス。

コメント

タイトルとURLをコピーしました