余暇時間・自由時間

ステータス

 余暇時間(訳によっては自由時間と表記されている)とは、市民が公園に出かけたり、旅行・娯楽・ショッピングを行うための時間。余暇時間が多ければより長期間・より頻繁に娯楽を楽しむことができるので、市民の幸福度は高くなりやすい。逆に余暇時間が短い市民は娯楽を楽しむための時間が無いので幸福度がかなり下がりやすくなってしまう。

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余暇時間が豊富な場合の影響

 余暇時間が多いと様々な良い効果をもたらす。余暇時間が多ければそれだけ良い効果を得ることができるので、余暇時間はなるべく多い方がよい。

 福祉度の上昇

 最も重要な効果。正確には、余暇時間が長いことによって公園やレジャーを楽しむことができるので、福祉度が上がる。そのため、ただ余暇時間が長いだけでは福祉度が上がらない。住宅から余暇時間の中で行き帰りができる距離に公園やレジャー施設があることが重要。逆に、余暇時間が短くても超近距離にレジャー施設があれば福祉度は上がる。

 幸福度の上昇

余暇時間が長いと、幸福度にプラスの効果が付く。幸福度の上昇量はかなり少なく、最大でも+3程度。

 商業区収益の増加

余暇時間が長いとショッピングを連続で(ハシゴして)行う場合もある。その場合は二つの商業施設で収益が上がることになるので、商業施設収益性も良くなる。ただし頻度が非常に少なく、影響も非常に少ない。

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余暇時間を多くするには

 余暇時間は様々な要因で増加減少するが、基本的には多い方が良い影響を及ぼす。ただし、現段階では具体的な時間や指数があるわけではないため、幸福度の数値を見る以外に市民にどのくらい余暇時間があるのかを調べる方法が無い。以下の内容は公式情報とMODによる公開情報と筆者の推測が含まれるので注意してほしい。

 1日の中での移動時間を短く保つ

 市民年齢(AI)にもよるが、一日の中で様々な場所に移動する。目的地に到達するまでの時間が短ければ短いほど余暇時間は増加するので、基本的には移動時間を短くすることが最も重要になる。

自宅から目的地までの直線距離を短くする

 職場(産業区オフィス区)・商業施設・学校・公園は、全市民が頻繁にアクセスする施設になっている。これらを出発地点となる住宅区から物理的に近い距離に配置することで、移動にかかる時間が短くなり余暇時間が増加する。

街中の渋滞を解消する

 自宅と出先までの距離を短くしても、途中で渋滞にはまってしまうと移動にかかる時間は増加してしまう。特に住宅区付近の渋滞は対策必須。周辺住民の余暇時間が大きく減少するだけでなく幸福度も低下してしまう。
 また、住宅と工業区・オフィス区を結ぶ区間では朝と夕方に通勤ラッシュが発生する。これは、企業の出勤・退勤時間が朝8時と夕方5時前後におおよそ6~7割程度集中しているため。住宅と職場を結ぶ道路は車線が多いものを選ぶとよい。

地下鉄充実させる

地下鉄は短距離を高速で移動するのに非常に適している。まず専用地下駅が非常に小さいので(2×2セル)、停車地を増やしても地上に影響が出にくい。地下線路なので地上の建物を避ける必要もなく最短距離を結ぶことができる。車両の移動スピードも速く移動時間を短縮させやすい。専用の路線を使用するので地上の渋滞に影響されない。これらの点から移動時間を短く保つのには最適な公共交通となっている。
 ただし、市民の移動経路を予測して建てることがとても重要。なんとなく建てても利用率は上がらない。公共交通の利用率の上げ方については別ページで解説しているので、そちらを参照してほしい。

バスと公共交通レーンを充実させる

バスは地下鉄とは違い移動が遅いし、道路が渋滞していれば巻き込まれてしまう。移動スピードも自家用車と同じであり、単体であれば移動時間の短縮に貢献できない。しかし、公共交通レーンを使用して上手に都市設計ができれば非常に有用な公共交通となる。
 公共交通レーンはバス含むすべての公共車両(消防パトカーなど)のみが通行できる道路。そのため、一般車両が原則入ることができない道路となっており渋滞が発生しない。これらを主要の地区間に配備することで高速バスを実装することができる。信号待ちや渋滞が発生しないので、移動時間短縮が見込める。また、公共機関が素早く現場に到着できるようにもなるので、都市にとって公共交通レーンの充実はとても重要なインフラとなっている。

 タクシーの初乗り料金を下げる

 都市全体の条例で設定できる。市民は、目的地までの公共交通が無く、自家用車も無ければタクシーか徒歩のどちらかを選択する。タクシーの場合は初乗り料金があるため、短い距離のためにタクシーを使うことは少ない。しかし、初乗り料金を低く(または無料に)設定することで、短い距離でもタクシーを使って移動時間を削減することができる。ただし、タクシーによる渋滞の発生原因ともなるため慎重に行う必要がある。

 リサイクルの条例を無効にする

 特区の条例で制定できる。デフォルトでオフになっているのであまり気にする必要もない。リサイクルの条例をオンにすると、余暇時間と引き換えにゴミの排出量が減少する。ただし、ゴミ処理施設は簡単に増やすことができるのに対して、余暇時間は増やす方法かかなりかぎられている。どちらを優先するのかは市長次第。

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