商業区

区画

 商業施設は市民の生活に必要不可欠な存在。生活に必要な食品衣服ガソリンなど様々な商品を販売している。また、商業施設は従業員を必要とするので市民の働くための場所としても需要がある。
 今作では雑音公害の量がかなり抑えられているため、住宅区の中に織り交ぜて設置することも可能。ただし、都市が発展することによって遠方からも住民が押し寄せるため、商業施設周辺は大渋滞が起こりやすくなる。住宅区周辺で渋滞が発生すると、周辺の住民の幸福度が大きく下がる。かといって商業施設密集区域を作成すると、商業施設のトラックと商業施設に来る市民・観光客の車でさらに大きな渋滞が発生する。そのため、どのように都市設計をするにしても渋滞対策特区の条例を使用して往来を制限することが必要。

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低密度商業区

建物最大面積 6 × 6 マス 
建物最低面積 2 × 2 マス
低密度商業区しか建たない建物 ガソリンスタンド

 低密度商業区は最初から設定できる商業用の区画。最小規模だと従業員は3人ほどで、最大規模になると従業員は14人くらい。そこからレベルアップすると必要従業員は最大で54人ほど必要になる。
 北アメリカ式とヨーロッパ式のテーマがあり、どちらも見た目のみ変わるので、好きな方を建てるとよい。ただし、特殊施設の解放には、特定のテーマで一定数以上建築する必要があるので注意。

 低密度商業区(北アメリカ式)

見えているすべての施設が低密度商業区(北アメリカ式)。

 低密度商業区(ヨーロッパ式)

見えているすべての施設が低密度商業区(ヨーロッパ式)。

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高密度商業区

最大 6 × 6 マス 
最低 2 × 2 マス
高密度商業施設でしか建たない建物 娯楽施設

 マイルストーン9で解放される商業区。住宅区のように高密度と低密度で需要バーが別々にあるわけではない。そのため、低密度商業区のみ高密度商業施設のみでも需要を満たすことができる。ただし、ガソリンスタンドは低密度商業区にしか建たないし、娯楽施設は高密度商業区にしか建たない。そのため、どちらもバランスよく建てることが重要観光客が宿泊するホテルやレクリエーション施設は低密度・高密度どちらでも建つ。

 高密度商業施設(アメリカ式)

↑角ばった建物が多い

↑緑色の建物はホテル

↑左側の背の高い建物もホテル

 高密度商業施設(ヨーロッパ式)

↑角が取れたような建物が多いのが特徴

↑右側の大きい建物はホテル

↑半楕円形のような特徴的な建物

区画の商業適正

 区画には(高密度・低密度)商業区画適正というものがあり、適正が無い区画には建物が立たない。適正があるかどうかは、上の画像のように区画を設定できるツールを選んだ状態にすることで表示される。ツールを選んだ状態で道路の色が緑色なら適正ありで、赤なら適正なしということになる。これは低密度・高密度で適正が変わり、基本的には高密度商業区の方が適正範囲は広い。これは高密度商業施設の利益率と集客率が高いので地価が高くて近くに住宅地が無くても営業できるというところからきている。

商業施設の収支を安定させるには

 商業区は、倉庫や産業区画、都市外部から商品を購入し市民や観光客に販売したりサービスを提供したりする。そのため仕入れ価格が高い・顧客が少ない等の理由で収益性が低下する。また、周辺の人口が増えたり建物のレベルが上がったりすると、建物を維持する費用や賃料が上がっていく。収益のバランスが取れなくなった企業は最終的に廃業するようになってしまう。逆に、収益性と顧客を多く獲得し調子のよい企業が増えれば税収も安定する。
 収支を安定させるためには、企業の支出を減らし収益を増やす必要がある。そのためにはどのような政策をしたらよいかを解説する

 家賃を超える収益を生み出す

 商業施設の支出の大部分を占めるのが、建物を借りるために支払う家賃になります。家賃は地価に比例して高額になっていくのですが、商業施設自体が高レベルの建物になりやすい(高レベルの建物は地価を上げる)ことと、集客能力が高い(人が集まると地価が上がる)こともあり、商業密集区では地価が異常に高騰する傾向にあります。そのため賃料も高くなりやすく、最も賃料に悩まされる区画になっています。また地価を下げる方法がほとんどないため、基本的には賃料に負けない収益性を確保することになります。

 維持費となっている資源の仕入れ価格を下げる

  建物には、その建物を維持するために必要な資源が設定されています。商業施設の場合はコンクリート木材が設定されている場合が多いです。上の画像は化学製品を販売する商業施設の画像ですが、販売する化学製品の他に木材のストックが4トン存在しています。この木材がこの建物を維持するための維持費として設定されている資源になります。木材は時間経過で消費されていき、なくなりそうになったら買い足されるシステムになっています。そして木材の価格は都市の木材の充実度によって決まるので、材木を生産する林業とそれを材木に加工する産業施設が十分にあることによって維持費が安くなります。コンクリートが維持費として設定されている商業施設の場合は、コンクリートの原料であるを生産する採石場とそれをコンクリートに加工する産業施設が充実していることによって、維持費が低下します。

 商品の仕入れ価格を下げる

 商品を安く仕入れることができれば、それだけ利益も増えるので企業の収益性が増す。仕入れ価格を安くするためには、生産量を増やす方法と輸入をしやすくする方法がある。生産量を増やすためには、生産特化施設と産業区を充実させればよい。輸入をしやすくするためには、貨物ハブを充実させるか都市外部までの高速道路を充実させるとよい。

 電気料金と水道料金を下げる

 企業は電気料金と水道料金を支払っていますが、サービスのタブでそれらを無料に設定することができます。

 税金を下げる

 都市の経済タブで設定でき-10%~30%の幅で設定できます。税率を下げることで、企業の支出は減りますが、都市の収益が悪くなってしまうため最終手段となります。

 周辺の地域の人口密度を上げる

 市民が買い物をするときに訪れる店は、年齢層・余暇時間・店までの距離・販売している商品・店のレベルによって決まります。そのため、はるか遠方にある店まで買いに行く場合もあれば、近場でレベルの低い店に行く場合もあります。ただ、基本的には近くにある店に行くことが多いため、住宅密集区の近くにある商業施設は収益性が良くなりやすいです。

 効率を上げる

 効率を上げることによって収益性が良くなります。商業区画の効率の上げ方については、専用ページでの解説を参照してください。

商業施設の需要が伸びない・区画の需要が多すぎる

区画需要の増減要因の商業施設の項目を参照

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