オフィス区

区画

  オフィス区はソフトウェア金融メディア電気通信などの3次資源(サービス)を生産する。特に高学歴の市民の働き場所であり、それなりに市民の平均学歴が高くないとオフィス区の需要は伸びない。
 オフィス区はサービスを生産するので、ソフトウェア開発会社が電子機器を輸入するとき以外はトラックや顧客の往来が一切存在していない。そのためオフィス区周辺での渋滞が発生しにくく雑音公害も少ない。さらに、市民は近くの職場で働こうとする性質を持つので、オフィス区の近くに高密度住宅を建てるというのは非常に理にかなっている。高密度住宅と高密度オフィス区を混ぜて配置することは景観の観点からもゲーム的な性能の観点からも優れていると言える。

スポンサーリンク

オフィス区の種類

 オフィス区の種類は低密度オフィス区と高密度オフィス区がある。ヨーロッパ風とアメリカ式の分類は無い。
 どちらかでしか扱わない資源というのが存在しないので、低密度のみの町や高密度のみの町を作っても問題ない。というか、区画の需要バーも高密度と低密度で分かれてないので、どちらを建てても需要を満たすことができる。高密度と低密度で異なる点は、建物の形と企業の最大規模。当然規模が違えば、利益率・賃料耐性・最大従業員数なども異なってくる。

 低密度オフィス区

外観

 比較的小規模のオフィスが建つようになる。建物の高さがかなり低く見た目は低密度商業区に近い。田舎にも都会にも合う良いデザインのものが多く、外見の種類も豊富。扱う商品によっては収益性が悪くレベルが上がらない場合もあるが、レベルが分散することで同じような見た目の建物が連続しないというメリットもある。

募集人員

 従業員の人数も少なく、最大規模ですら50人前後になっている。上の画像はレベルが低く18人規模の小さいオフィスだが、学歴に注目してほしい。高学歴と非常に高学歴の割合がとても高い。このように、オフィス区は小規模・低レベルであろうと必要学歴のハードルが高い。移住希望者が少なく大学進学率が低い序盤ではオフィス区の需要が伸びない理由がこれ。

 高密度オフィス区

外観

 高層ビルが建築される区画。最大の6×6マスだと、実測で200メートル級のビルが建つ。外見が非常によく、高密度住宅と高密度オフィスを並べて配置した区画は壮観・・・・だが、非常に残念な点がある。高密度オフィス区に入る企業は利益率が非常に高く設定されているので、ほぼ全ての建物が最大レベルに到達してしまう。また高密度オフィス区の最大レベルの建物が似通った外見をしているので、街並みが単調になりやすい。高密度住宅区と並べることである程度は解消できるが、低レベルの高密度オフィス区には見た目がかなり良いものもあるので、とてももったいない。

 見える建物すべてが最大レベルに到達している。規模が異なるものを混ぜるように配慮しているが、最大レベル時の見た目がすべて似通っていることがわかる。バリエーションが欲しい。

募集人員

 従業員の人数が非常に多く、最大規模だと300人を超える。また、高密度オフィス区の高学歴指向は非常に強く、上の画像の企業では募集学歴の3/4が非常に高学歴であり残りの1/4が高学歴の募集。低レベル時は平均学歴の募集があることも少なくないが、最終的には高学歴と非常に高学歴のみの募集になってしまう企業がほとんど。

 オフィス区に建つ企業の中で、金融業の企業のみ比較的低学歴の従業員を募集している。これは高レベルになっても同じ傾向であり、上の画像は6×6マス規模でレベル最大の金融を扱う企業だが、平均学歴を募集している。

スポンサーリンク

オフィス区の適性

 オフィス区の適性は、周辺の人口と労働者の学歴・公共交通の充実度で決まる・・・が、そもそも基礎的な適正が非常に高く、オフィス区の建物が建たない土地がほとんどない。そのため、適正が気になる場合も少ない。上の画像はわざわざ山の中に道路を建設して検証したときの画像。

 周辺人口と学歴による適正変化

 周辺に労働者となる市民の住居があることでオフィス区の適性が上がる。人口が一定以上あれば適正が上がるようで、学歴は一切考慮されない。そのため、低学歴しかいないような地区でもオフィスビルが建つ。

 公共交通の充実度による適正変化

 公式の情報でオフィス区は公共交通が充実している場合に適正が上がる。路面電車や地下鉄などを利用して市民がオフィス区まで通えるようにするために、住宅区とオフィス区を結ぶ公共交通を充実させるとよい。

オフィス区の収益性を上げるには

 大前提としてオフィス区の建物は基礎的な収益性が非常によい。そのため、高い家賃や廃業に対する高い耐性を持っているので、オフィス区の収益性が気になる場面はほとんどない。
 一方で、収益性を上げると市民の資産が裕福になりやすく住宅区のレベルが上がりやすいというメリットがある。特に高密度住宅のレベルは非常に上がりにくい性質があるため、特殊施設全開放を目指す場合はこの項目を参考にしてほしい。

 特殊施設を建てる

 オフィス区の特殊施設はオフィス区の建物の効率を上げる効果がある。そのほかにも大学進学率を上げる効果など様々な良い効果を持つ建物がある。詳しくは特殊施設のページで解説しているので、そちらを参照。

 効率が高い状態を維持する

 効率は建物の利益率に直結するステータスであり、なるべく高い状態を維持するのが基本となっている。効率の上げ方についても効率のページで紹介しているので、そちらを参照してほしい。

 都市の平均学歴を上げる

 オフィス区の建物は従業員の要求学歴が高い。都市の平均的な学歴が高くない場合は、従業員不足となり企業の効率が下がるだけでなく、レベルが上がりにくくなるかレベルが下がるようになってしまう。大学・総合大学を充実させよう。

 

区画
RAHAをフォローする
Cities Skylines2 攻略情報局

コメント

タイトルとURLをコピーしました