地価

ステータス

 地価はその土地の価値を表す指標。地価が高いということはそれだけそこに移住したい、起業したいという希望者が多いということになる。そのため、地価が高くなるとそれだけ移住希望者や企業が増えるということになっている。

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地価上昇のメリット

 高密度住宅が建ちやすくなる

 高い地価はそれだけ需要があるということ。住宅区であれば、基本的に市民は家が広い(人口密度の低い)住宅を希望する。序盤の地価が低い状態で高密度住宅を建てても居住者が入らないのはこのため。しかし地価が高い(需要が高い)状態であれば多少家が狭くても(高密度住宅でも)移住希望者が引っ越してくるようになる。

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地価上昇のデメリット

 賃料が高くなる

 住宅区・工業区・商業区の建物はすべて賃貸物件の扱いであり、その賃料は地価の影響を顕著に受ける。地価が上がって賃料が払えなくなってしまうと、最終的に廃業したり移住したりするようになってしまう。
 ただし住宅区については賃料を住民全員で分割している扱いになっている。そのため、地価が高くても高密度で居住人数の多い建物であれば問題なく賃料を支払えることになる。
 商業区・オフィス区においては、収益性が高ければ賃料を支払うことができる。
 工業区については賃料がほとんど上がらない。土壌汚染によって地価が低下するようになったため、工業区のレベルが上がっても地価が上昇しなくなった。そのため廃業することもほとんどなくなった。
 詳細については、「賃料が高い」対策ページや各区画の解説ページを参照してほしい。

 低密度の住宅区が建ちにくくなる

 低密度住宅はその高い家賃が一つの世帯に重くのしかかる。ゲーム内で裕福扱いの市民でもこの家賃を支払えることはできない。そのため、地価が高い土地に低密度住宅の区画を設定しても建物が建たないか、建ったとしても市民が入居することがない。

 近隣地価の伝播

 地価は道路を通じで伝播していく。そのため地価が高い土地に接続する形で新たに道路を引くと、その道路は将来的に地価が高くなる。そのため、都市を拡張するときにはもともと地価が高い土地に接続する形で道路を引いていくと、その地価の影響を受けながら(需要が高い状態を最初から持ったまま)都市を発展できる。
 影響の範囲はかなり広く、最高レベルまで地価が上昇した土地からであればかなり広い範囲まで影響する。私の平均地価34万€の都市ではおおよそ7km以上地価が伝播した。マップの端にまで到達していて、直線距離ではこれ以上計測できなかったため7km以上としている。これはマップの半分以上の距離になる。
 また道路の種類によって伝播する量が変わってくる。車線が多いほど伝播する範囲が広くなるが、実際はあまり大差ない。

ちなみに、地価を伝播させたくない場合は間に高速道路を挟むとよい。

 建物レベルの上昇・低下

 建物のレベルが上がると周辺の地価も上昇する。逆に建物レベルが下がることもあるが、その場合は地価の低下を引き起こす・・・・が地価への影響はかなり小さい。

 公共サービスの充実

公園・学校・福祉施設・病院・警察・・・・など公共サービスが充実していると地価が上昇する。

 商業施設・仕事場へのアクセスの容易さ

 住民が容易に商業施設と仕事場へアクセスできると地価が上昇する。これは、直線的な距離で決まるのではなく、公共交通を含めた移動の容易さで決まる。そのため職場や商業施設まで距離があったとしても公共交通が充実していることで地価は上昇する。

 土壌汚染

 土壌汚染は地価の顕著な低下を引き起こす。そのため工業区ではどれだけ企業のレベルが上がっていたとしても地価の上昇がほとんど発生しない。これはパッチ1.0.19fによって追加されている。
 しかし、地価が上がりきった土地であれば土壌汚染がいかにあろうと地価の低下の影響は少ない。都市のど真ん中に大型石炭発電所を設置しても地価の影響は外見ではほとんど見られなかった。

 放棄された建物

 放棄された建物は地価を下げる効果がある。ただし、影響量はかなり小さく周辺の建物が機能している場合はほとんど影響を及ぼさない。周辺の建物含めて複数放棄された場合のみ、目に見えて地価が低下する。

 税率

税率が高いと地価は低下し、税率が低いと地価は上昇する。

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