特殊施設の主な効果

基本情報

 特殊施設とは、住宅・商業・産業・オフィスの機能を持った建築物だが区画を設定してその上にランダムで建物が建つタイプのものではなく、外見や大きさがもともと決められておりそれをどこに建てるか選べるタイプの建築物。機能面としても、付近の福祉度を上げる・魅力度を上げる効率を上げるなどの特殊な効果を全ての建物がもっている。

スポンサーリンク

特殊施設を建設するメリット

 特殊施設は建築することで得られるメリットが非常に大きい。基本的には建て得。以下が一覧。カッコ内はすべての特殊施設を開放したときに得られる効果の合計値。

都市全体の産業効率上昇(+20%)
都市全体のオフィス効率の上昇(+9%)
都市全体の魅力度向上(+18%)
都市全体の輸出収入上昇(+2%)
都市全体の輸入費用低下(-12%)
・都市全体の油脈・鉱脈の埋蔵量向上(油脈+10%・鉱脈+10%)
・都市全体の土壌・大気汚染の低減(大気汚染-5%・土壌汚染-5%)
・都市全体の大学・総合大学の卒業率向上(総合大学+8%・大学+1%)
・都市全体の総合大学への進学率(+40%)
・周辺の犯罪率低下
・付近の福祉度向上

 特に都市全体に効果を発揮するタイプのものは、都市の規模が大きくなるにつれてその効果も顕著になる。しかも、維持費無し・建築費無し・建築後移動可能・移設費用無しとのデメリットが一切存在していない。しかも道路に面していなくても(電気・水道が通っていなくても)効果を発揮する。
 とにかく解放されたけどまた建築場所が決まっていないというときには、とりあえず都市の端っこか山の奥にでも建設した方が良い。

スポンサーリンク

都市全体の産業効率上昇

 産業系の特殊施設が持つ、都市の「産業区」の効率を上げるという非常に強力な効果(住宅・商業・オフィス区には影響なし)。効率が上がると産業で利益が出しやすくなるため、これらの特殊施設はこのゲームにおいて異常なパワーを持つ。効率というステータスは重要かつかなり上げにくく設定されており、上げるにはそれなりのデメリットを伴う。しかし、これはこの施設を建てるだけで都市全体の産業区の効率を上げる。すべての特殊施設をアンロックすると、都市全体の産業効率を20%も上げることができる。特殊施設のアンロック条件も緩いものが多く、都市の経営が不安定な場合はこれらの施設を建てることを第一目標にした方が良い。それほど、強力。注意点として効率が上がるということは生産できる物資の量が多くなりそれらの物資を輸送するためのトラックの量が増えるということ。渋滞対策は必須。

都市全体のオフィス効率上昇

 オフィス系の特殊施設が持つ都市全体の「オフィス区」の効率を上げる効果。産業区の効率上昇と同じく異常なパワーを持つ。詳細については、産業区の特殊施設とほぼ同じなので割愛。産業区と違うことは、アンロックにはそれなりに努力が必要。オフィス区はレベルが非常に上がりにくくアンロック条件を達成することがかなり難しい。

都市全体の魅力度上昇

 商業系の特殊施設が持つ都市全体の魅力度を上げる効果。魅力度が上がると都市に訪れる観光客の量が増えるので商業施設も利益を上げやすくなる。施設1つ当たりの効果量はすべて1%でありかなり少ないが、商業系の特殊施設は複合施設が6種類、商業施設が12種類とかなり多い。そのためすべて合の施設をアンロックすると都市全体の魅力度を18%も上げることができる。魅力度の上げ方はかなり限られているため、都市に来る観光客を増やしたい場合は非常に重要。

都市全体の輸出収入上昇

 産業系特殊施設のデイリーハウスのみが持つ効果。輸出することによる企業の利益を底上げしてくれる。産業区の輸出量は都市の設計にもよるが、あまり多くない(都市内部で消費される量が多くなりがちなので)。この効果の真価はオフィス区で発揮される。大抵の都市ではオフィス区を需要があるだけ建てると生産過剰になり大量に輸出することになる。この輸出量に一律で2パーセントの金額を上乗せされるので、かなり効果は大きい。建築必須。ちなみに、この効果を持つのはデイリーハウスと中央銀行のみである。

都市全体の輸入費用低下

  すべての商業系特殊施設が持つ、都市全体の輸入にかかる費用を低下させてくれる効果。商業系施設を全てアンロックすることで、輸入費用を12%安くすることができる。石油などのいずれ産出できなくなる資源についても安くすることができるのでかなり重要。

都市全体の油脈・鉱脈の埋蔵量向上

 産業系特殊施設のビークルファクトリー(油脈)とグラウンドアース(石炭)が持つ効果。鉱床や油脈の埋蔵量が増えるだけで、範囲や場所が増えるわけではない。また、上昇量も微妙であり産業効率上昇のおまけ程度。油脈と鉱床の埋蔵量上昇は地質研究所による効果が大きすぎる(それぞれ200%上昇)ので、そちらの方が重要。

都市全体の土壌・大気汚染の低減

 特殊施設の中では燃料プラントのみが唯一持つ効果。ぶっちゃけ土壌汚染や大気汚染が5%変わったくらいでは大きな影響は無い。

都市全体の大学・総合大学の卒業率向上

 産業系とオフィス系の特殊施設が持つ都市全体の卒業率を上げる効果。地味に大学と総合大学の区別がある。記載ミスなのか%の表記が無い。効果がかなり薄く、退学率1%の学校がある都市にこれらの施設を全て建ててもおそらく1%のままである。もともと退学率が低い都市には恩恵がかなり少ない。そもそもこれで退学率が大きく変わるほど退学者が多い学校がある場合は、これらでどうこうするよりも都市そのものの設計を見直すべきである。

都市全体の総合大学教育の利子低下

 Xのフォロワーさんから教えてもらった情報。日本語表記では「利子」となっているところの原文は「interest(興味)」なので、大学教育への興味でありおそらく進学率に関係する数値。オフィス区は高学歴が必要なのでゲーム的にも整合性がある。全体で40%も上がるのでとても重要。今作では高学歴が低学歴の仕事に就くこともできるので学歴は上げて損はない。

周辺の犯罪率低下

 オフィス系特殊施設のプリンシピスのみ持つ効果。500m範囲の犯罪率を2低下させる。正直おまけ程度に考えるとよい。

付近の福祉度向上

 主に住宅系の特殊施設に付随している効果で建築した地点から周囲何キロメートルの範囲の福祉度を上げるというもの。よく間違える要素として、幸福度を上げるわけではなく福祉度を上げるということ。また、都市全体の福祉度を上げるわけではないので効果が限定的。福祉度の上げ方については、特殊施設の効果に頼る以外にも多数用意されている(詳細については福祉度のページを参照)。また福祉度は上限値(100)が設定されておりそれ以上は上げることができないので、すでに福祉度が上限値の時にこの施設を建てても特殊施設の効果は発揮されない。福祉度が低めになる、新しく開発する区画周辺に設置するか見た目で設置場所を選ぶとよい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました