災害・災害対策施設

　災害は不定期で都市を襲う天災であり、発生場所によっては都市に大きな被害をもたらす。災害対策をしていない都市では、多くの市民が避難をすることができず死傷者を多数出してしまう。死人が出ると当然人口は減るし、怪我をすると入院が一時的に必要になる。入院中は働くことができないので、雇用企業の効率が落ちるというデメリットも存在している。さらに、避難シェルターが十分ではない場合には、住民は都市外部へ移住するという避難方法をとることもある。その場合はそのまま移住して戻ってこないので、人口が減ってしまう。

災害の基本仕様

　現状確認できる災害

　竜巻

　都市内部に急に発生し一定時間動き回る。移動経路上に建物があると、建物に被害を与えながら進む。一定以上の被害が発生すると建物は倒壊し、シェルターが配備されていない等の理由で逃げ遅れた市民がいた場合は全員死亡する。

　雹嵐

　雹が降ることによる被害。損害の規模はかなり軽度ではあるが修繕費は賃料から支払われるため、広範囲の地域の賃料が上がるというデメリットがある。

　森林火災

　森林が突如燃える災害。道路に近い場所での火災でないと消防車は活動できないため、消火ヘリによる活動が主となる。消防ヘリが無い場合はなすすべがなく、自然に消化されるのを待つしかない。建物に燃え移ることもあり、その場合は通常の火災と同じように消火される。

　災害を無効化する

　新しくゲームを始めるときに自然災害のチェックを外すことで、自然災害が発生しなくなる。現段階での大きな災害は竜巻のみとなっているので、あまり面白い要素でもないうえにバグも存在している。気になる場合はオフにするとよい。

災害対策施設比較

実際の維持費と表記されている維持費の乖離

　緊急シェルターの維持費が超高額となっている。実際に月に2000万も維持費がかかると都市が崩壊しかねない。ただし、実際の維持費を施設の詳細から見ると月に6万しか維持費がかかっていない。これは、2006万の値がバグっているわけではなく、月に食料を全消費した場合に再補充にかかる金額が2000万ということである。シェルターを建てるたびに毎月2000万の請求が飛んでくるわけではないので安心してほしい。

緊急シェルター(小)

　市民が災害時に一時的に避難するための小さいシェルター。なんと2セル分の大きさしかないので、空いている土地に適当に建てることができる。災害が発生すると、市民は徒歩でこの施設に逃げ込むようになるので、住宅区付近の空いている土地に点在させるさせると良い。産業区・商業区・オフィス区に建てても効果が無いわけではないが、住宅区周辺の避難所ほど人が集まらない。

　アップグレード

高度空気再循環機

シェルター収容人数を1.5倍にする。維持費が安く、効果も大きい。

追加配給

備蓄食料を20％増やすアップグレード。竜巻では食料を食べ尽くすほどシェルターにとどまらないので、あまりアップグレードする意味が無い。今後のアプデで長期間シェルターにとどまらなくてはいけない災害が発生するようになったとき活躍する・・・・かも。

緊急シェルター(大)

　緊急シェルターを巨大にしたもの。維持費の表記がとんでもないことになっているが、災害が無い場合の維持費は月6万なので安心してほしい。シェルターの収容人数がかなり多いが大都市であれば1つでは足りない。人口密集区には少し余裕をもって配置すると歩行による避難が間に合うようになる。一応避難バスが20台配備されているが、ほとんど機能していない。

早期災害警報システム

　災害が発生する前に市民に避難勧告をするシステム。被災予定地域の予報は完璧であり、被害を受ける建物の住民のみ避難する。この施設が無くても市民は避難をするが、避難が遅れて災害に巻き込まれる可能性が上がる。

+360災害アラート時間（市全体）

　いまいち意味が理解できないことと災害関連の検証が難しいため、詳細については不明。情報求む。
　災害発生360秒前から避難を開始するようになる？

　-20％災害被害(市全体)

　災害による被害を一律20％カットする。被害を20％抑えたところで倒壊する建物がそこまで減るわけではないが、この効果はむしろ倒壊しない建物にとって大きな効果がある。
　被害を受けた建物は修繕に家賃が使われるのだが、この費用は当然市民が払っていて実質家賃が上昇している。この修繕にはかなり長い時間が使われるようで、長期間家賃が上がった状態になるため賃金が高いアイコンが出やすい状態が続く。被害がちいさければ修繕機関も短くなるため、市民の生活にとっては重要。倒壊した建物は新品(被害ゼロ)状態で再建されるので恩恵を受けない。